こんにちは😊
3月7日に、ドッグビヘイビアリストの田中雅織先生の茨城セミナーに参加してきました!写真は会場でのお昼ご飯😆ボリューミーでとっても美味しかったです😋
茨城での開催は3年ぶりとなるそうです😳
いつか栃木でもやってほしい🥺
そして、もっともっと多くの飼い主さんに犬とはどういうものか、犬にとっての幸せとは何かを知ってもらいたい!!
今回のセミナーは茨城会場で第1回目の開催ということで、「健全な飼い主とは何か」というテーマでした。
飼い主としての心構えや社会化の大切さ等々、情報量が多すぎて🤯
今日のブログでは、チャプター1の「飼うから暮らすへ」についてまとめました。
ひと昔前まで、犬といえば番犬で外飼いが基本で、犬と関わる時間が少なく問題行動は見落とされがちでした。しかし近年では室内飼いが多くなり、犬と関わる時間が多くなってきたため問題行動が表面化しやすくなってきました。
犬の迎え方も現在ではペットショップやブリーダーから迎える方がほとんどだと思います。田中先生は絶対にペットショップから買わないでと仰っていました。ペットショップにいる子たちは早期の段階で親犬から引き離され、親犬や兄弟犬たちと十分に触れ合うことなく子犬時代を過ごすことになります。その結果、子犬の脳は低発育が起こり健全な発達をした子犬との差は決して埋まらないそうです。
ただ、ブリーダーも質が安定していないので一概にブリーダーなら誰から迎えてもOKとならないのが現状です。大会でチャンピオン犬をたくさん育てているブリーダーが良いのかといえばそれは違います。そんなものは人間が作った基準の中での話であって犬には全く関係ありません。田中先生曰く、良いブリーダーは大会なんてくだらないものには出ないらしい笑笑
ブリーダーのところでしっかりと親犬や兄弟犬と過ごしてきた子犬は、犬語を学び犬同士のコミュニケーション能力が向上します。また、親犬から優しく叱られることで他の犬に怒られた時のやり過ごし方も学ぶので「てへぺろ」ができるようになりちょっとしたことではへこたれない情緒の安定した犬になるそうです。
ペットショップなんて無くなればいいと思いますが日本ではまだまだ難しそうですね😅
また、犬が人間社会で生きていくためには社会化がとても大切です。犬は本来、人間社会には適応していませんが犬は高い学習能力と適応力を備えています。社会化不足による問題行動は攻撃関連行動、分離不安障害、不安障害全般がありますがしっかりと社会化させれば適応できます。社会化は生後3ヶ月までの社会化期と呼ばれる時期に行います。ここで2ヶ月までは親犬や兄弟犬と過ごしコミュニケーション能力を身につけ、親犬に適度に叱られ感受性を鈍感化します。これが不足していると恐怖体験に過剰に反応する犬になってしまいます。そしてこの時期は恐怖心より好奇心が上回るので今後その犬が行く必要のあるすべての場所や物音に鳴らすことが肝心です。3ヶ月までに100人100頭と楽しい思い出を作ることが目標です!怖い思いをさせないように気をつけましょう。
生後4ヶ月から1歳2ヶ月になるまでのどこかで3週間ほど恐怖期というものも訪れるそうです。これは初めて聞きました。ここでの恐怖体験は一回経験しただけで一生に渡り永続する、つまりトラウマになってしまうことです。どのタイミングで訪れるかは分からないそうですが、犬のことをしっかりと見ていれば気付けるそうです。普段なら気にしない物音にやけに反応するようになったりだとか・・・。常日頃からしっかりと観察することが大切ですね。
ここで、3ヶ月までに人とか犬に合わせるのワクチン終わってないし無理でしょ、と思った方もいるのではないでしょうか。3回ワクチン終わるまで外に出しちゃいけないとか言ってるのは日本の獣医だけらしいです。ワクチンを打たなければ生き残れないなら多頭飼育崩壊とか起きないですよね。全頭ワクチン打ってるわけないし、そこで生まれた子犬たちは物凄い環境で生き残ってきているわけですから。社会化は問題行動を防ぐための心のワクチンです!!
成犬になってからの社会化もできますが子犬よりも時間がかかります。ただ素人が見よう見まねでやると悪化させる危険性もあるので再社会化したい場合にはトレーナーさんにお願いするのが1番かなと思います。
ということで、とりあえず今回はここまでかな🤔
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
田中先生のセミナー、本当におすすめです!!
興味のある方はヘルシードッグオーナーシップで検索してみてください✨
行ける会場があれば先行案内の申し込みをしておくと一般予約開始前に案内のメールが届くので安心です!
私は次回桐生セミナーに行ってきます😊
そのため4月8日(金)またまた臨時休業とさせていただきます💦
ご不便をおかけ致しますがご協力お願いいたします🙇♀️